2004年12月01日
トーノZEROアニメ感想巌窟王 total 2656 count

放っておいてもちゃっかり仲直りしている若い二人!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日の巌窟王の感想。

サブタイトル §

第九幕

闇色の夢を見た

あらすじ §

 首席判事は伯爵を疑い、調査させます。

 ヴァランティーヌとモレルは、アルベールが気付いた時には既に仲直りしていました。

 フランツは、伯爵の秘密の一端をかいま見、彼が巌窟王であることを知ってしまいます。

 アルベールは倒れますが、それはビルフォール家の誰かを狙って入れた毒のせいであることが伯爵によって示唆されます。

 アルベールはヴァランティーヌが危ないとビルフォール家に急ぎます。

 ビルフォール家では執事が血を吐いて倒れ、ヴァランティーヌも苦しみます。

感想 §

 ついに陰謀が準備段階を過ぎて実践段階に。

 しかし、単純に伯爵が陰謀を巡らせて誰かを殺すという話にはなりませんね。いろいろな者達の思惑が絡み合っていて、様々な事情と表情が浮かび上がってくるのが興味深いですね。

 そして、今回の見どころは何と言っても、フランツとモレルの会話です。婚約者から女を奪おうとする男と、その婚約者自身という取り合わせもさることながら、赤い背景に緑の顔という凄いビジュアルも魅力がありますね。

今回の名台詞 §

モレル「よこしまなのは自分ですから」

 純情なモレルの行動がよこしまになってしまう状況が興味深いですね。

カヴァルカンディ「君に未来を知る勇気があるのか」

 カヴァルカンディもなかなかアルベールをいたぶる思わせぶりな奴ですね。まるで役者のように格好良いポーズを取るし。